トルコ旅行記〜トルコ航空オーバーブッキングで搭乗できず、がしかし大金ゲット〜
オーバーブッキングと言うものを知っていますか。
チケットは随分前に購入しているのに、飛行機に乗れない。
そんな事が起きるかも。
航空会社では、当日のキャンセルなどを見越して座席数以上の予約を受けています。
がしかし、予想に外れキャンセルが少ない時は人数超過になってしまうわけです。
その場合、誰かは予定の飛行機に乗ることができなくてなってしまいます。
これをオーバーブッキングと言います。
しかもこれは稀な事ではありません。
今回は旅の最終日、私が実際に経験したオーバーブッキングについてお話しします。
遡ること、トルコ航空搭乗三時間前、アタトゥルク国際空港にて。
掲示板を確認すると成田行きの便はまだカウンターオープンにはなっていない。
チェックインもまだかと思い空港のベンチにて小休憩を取りました。
そして、しばらく経って掲示板を再度確認すると、カウンターオープンの文字が。
それを確認して、まずはセルフチェックインをカウンター近くの機械ですることに。
だがしかし、チェックインできずに、カウンターで手続きをしろとのメッセージが。
仕方ないので、航空券も持たずにカウンター並ぶことに
カウンターでパスポートを、見せるとお姉さんがなんやら険しい顔でどこかに電話をかけている。
しばらく待つと、お姉さんが一言。
overbooking。
さらに続けて
maybe you can board
maybe you can not board
ん?どゆこと?あるの?ないの?
「とりあえず、私はわかりません。乗れるかもしれないし、乗れないかもしれない。取り敢えず、搭乗口まで行って、そこで聞いてくれ」と
席の決まっていないチケットを渡されて、取り敢えず進むことに。
席の番号のところにはSBYの文字が。
これはstanbyの略で、まあ待てとのことですかね笑
スーツケースは通常通りカウンターで渡すことは出来た。
パスポートコントロールも何もかも普通に通れる。
そして、問題の搭乗口へ。
搭乗時間になるとスタッフの人が来たのでSBY
と書かれたチケットを見せると取り敢えず待て、まず他の人を飛行機まで案内すると。
仕方ないので皆んなが飛行機へ向かって行く中、横で待機をします。
そして、あらかた終わるとSBYと書かれたチケットを持っている人が呼ばれた。
そこには5人いたが席は1つしか無いと言われた。
only 1 seat
いろいろな事情で、ひとりの方がその席に座ることになりました(まっていたら気づいたらその人に決まっていた!)
ということで、私はその日は帰れなくなりました。
1日1便しかなく、結局つぎの日のフライトになることに。
その代わりということで、
ホテルを用意してもらえた。
泊まったのはhilton Garden inn
四つ星のなかなか良いホテル
三食付いていて伸びた1日を優雅に過ごすことが出来たのでまあ仕方ないかとポジティブに。
ただそれだけではなく、お金も支払いますと。
その額、600ユーロ
え?
いくらだいくらだと調べると
今この時で、1ユーロ131円くらい
つまり、
約8万円
つぎの日の予定があったとは言え、さすがに笑いが止まらない。
これだけもらえるなら全然オッケー!!
どこの航空会社もオーバーブッキングで乗れなかった場合にはきちんと支払いがあるみたいです。
路線によって値段は違うのかな?
ネットで見るといろいろの額がありますね。
もちろん、つぎの日の航空チケットは別でちゃんとすぐにもらえます。
まるまる片道航空券が浮いたくらいになりました。
まあ良かった良かった。
ただしかし、人によっては絶対にダメなこともあります。
どうしても帰らないといけない!
お金の問題じゃない。
そんな人のために、オーバーブッキングを予め回避する方法。
だいたいの航空会社は24時間前からネットでチェックインができます。
予め早めにチェックインをしておけば、席は早いもの勝ちですので、席が取れないということはありません。
空港でチェックインする時も、カウンターオープンを待つ必要はありません。(それを知らなかったのは私だけですかね笑)
早め早めの行動が大切ですね。
まあ今回何より無事帰れたので、良かったです。
皆さんも気をつけてください。